これは、将来覇権を取りそうな予感。。。ぼみ著 ガールズフィスト!!!!
女子高生×バンド
もうこれは、作品が乱立しすぎて、まさに戦国時代といっても過言ではないでしょう。
ある作品のせいで、ここ10年程どんな作品も「二番煎じ」と言われてしまうのが実情です。
そんな、このジャンルに新たな風穴を開ける作品に私は出会いました。
さぁ、世界よ!パンクしようぜ!
今回はそんなお話
女子高生×バンドといえば、皆様はどんな作品を思い浮かべますか?
おそらく、8割方の方は「けいおん!」を思い浮かべるのではないのでしょうか。
(えっ、もう10年前なの?うそでしょ?えっ、おじさん、もうそんなに年取っちゃったの?)
また、ほかにもマンガではありませんが、
「バンドリ」とか?(ごめん、おじさんよくわからないんだ…)
そう、この世の中
青春したい!あの頃に戻りたい!
っていう願望にまみれている気がします。
話を戻しまして、
昨今、こういった女子高生が音楽を通じて、青春するといった作品が乱立していますが、
なにせ、「けいおん!」という大看板があることから、どんな作品を作ろうとしても、
「二番煎じ」といわれてしまうのが、このジャンルです。。。
そう、このジャンルで生き抜こうとするためには、あの作品には負けないパンチ力が必要です。
では、あのゆるふわ系作品に勝つパンチ力って何でしょうか。
そう、「パンクロック」です!
今回紹介する作品は、
ぼみ氏著 ガールズフィスト!!!!です。
概要
コミュ症は──パンクロックで治せ!!
泣き虫なコミュ症──パンクロックで叫ぶ!?
クール優等生ながら超コミュ症の高校1年生・奈川芳野は、ある日、とあるロックバンドのライブ演奏に大きな衝撃を受ける。今までになく熱い想いが募った芳野は、ライブを偶然一緒に観ていて感動を共有した、白瀬双葉、坂ノ下奏恵、藤森月の3人に、自分史上最大の勇気を振りしぼり、ロックバンドの結成を呼びかけていくのだが……?
純粋すぎて、心に小さな傷を負っていた高校1年の女子高生たちが、ロックバンドを結成して成長していく姿を、“ゆる~く”描く、青春のJKロックバンド漫画、第1巻!
Be yourself!──「自分らしさを誇れ!」
簡単に話すと、
超絶コミュ障の新入生4人が、ロックバンドを組んで成長していくお話!
登場人物
南松本高校パンクロック同好会の4名
ということで、女子高生だけど!
激しいパンクロックしちゃうメンバーを紹介するぜー!!!
(画像はすべて下記HPから拝借させていただいております。…てか、HPもしっかりしすぎじゃね??)
Vo.奈川芳野
(なんで画像がPngなの?神なの?)
・成績は常にトップ超優等生!
・だけど超がつくほどコミュ障
・友達は欲しい
Dr.白瀬双葉
・実家が旅館のため、家に帰ると家業を手伝う
・それゆえ力持ち(だけどこいつもボッチ)
Gt.坂ノ下奏恵
・ぶりっこ、が故のボッチ
・どちらかというと元気系
・バカ(やっぱり、どの作品にも一人はいるよね。)
ちなみに、ここだけの話。奏恵が持っているギター、
たぶん、グレッチのセミアコなんだけど、
お値段9万円です。女子高生。。。
Ba.藤森月
・はい出た不登校系クール眠たげ女子高生
・中学生まではばりばり水泳部
・フリーダム系ボッチ
ストーリー
長野県松本市を舞台に、4人のそれぞれのボッチ女子高生がバンドを結成し、音楽フェスのステージを目指すことがこの作品の大きな流れ。
ここまでの話で行くと、「けいおん!」やないかい
というツッコミが聞こえてきそうです。
ですが、この作品。
登場人物の欄に書いた通り、
それぞれ、何かしらの闇。。。傷を抱えています。
(書いてて思いました。辛すぎんか?そのバンド)
彼女たち4人はたまたまその町で開催されたロックフェスで出会い、そしてあるステージを見ます。
そこから自分を振り返り、自分がやりたいことなんだ、そうバンドやりたい!ってなって、4人でバンドを結成し、そしてそれぞれの傷に立ち向かいます。
この作品、読んでみるとわかります。
そして、けいおんを読んだことがある方ならなおさら思うと思います。
「めっちゃちゃんと音楽しとる。。。」
いや、け●おんが音楽してないわけでは決してありません。(まぁ、あくまであれはアニメですし。。。作品中ではどうしても少ないんですよね…)
しかもこの作品、あまだアニメ化していないにも関わらず、
声優さんがすでにつき、
しかもその声優さんが実際に楽器を持ち、実際に練習を行い、そして、すでにCDを出しちゃっているんです。。。
なんという力の入れよう
また、Youtube公式チャンネルから、
曲やラジオも配信しています。
この作品に対するKADOKAWAの先行投資といいますか、本気度がうかがえますね。
試し読みも上記HPから行うことができますし、
ストーリーとしては、非常に面白いです。
キャラの個性が決してつぶれることもなく、逆にきちんと活かされており、また、これが、
曲を聴いてから、もう一度読むと、、作品をより楽しむことができます。
ストーリー自体も重たくなく、ほほえましい4コマスタイルなので、サクサク読むことができます。
これは、結構おすすめです。
私的には6巻ぐらいでアニメ化して、覇権を取る作品に化けるんじゃないかなと思います。メディア戦略の準備も着々と進んでいますし。
現在は2巻まで出ていますが、これも面白かったです。
・ボッチだけどJKとパンクロックしたい方
・10年間けいおんロスが続いている方
・コミュ障はとりあえず買っとけ
という方にお勧めです。
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ここだけのお話。
ガールズフィストが出版されたほぼ同タイミングで、芳文社から「ぼっち・ざ・ろっく」という
「ぼっち×パンクロック×女子高生」というまさかの作品を発行しています。
いや、これ、やっちゃってねぇかこれ
さすがに、このタイミングに関しては何かを察せざる終えなかったけど、何もないよね。。。たまたまだよね。
こんどまた、この作品も案内しますねー
それでわ!